体の中からうるおいをキープ！乾燥肌・敏感肌さんへおすすめの栄養素を紹介

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#美肌 #スキンケア #医師・専門家監修 #アンチエイジング

あっという間に9月も終わり、もうすぐ10月ですね。
秋を迎え、どんどん冬が近づくと、「乾燥」が気になるという方も多いのではないでしょうか。
また、年齢をかさねるにつれ、肌の乾燥が出てきたという方もいらっしゃるでしょう。

今回は、乾燥肌や敏感肌の原因や取り入れたい栄養素についてご紹介していきます。

肌の潤いのもとは水分ではなく「油」！脂質で中から潤いをキープ！

肌荒れの原因で多いのは、「洗いすぎ」や「擦りすぎ」によるもの。
それ以外だと、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・脂質不足があげられます。
特に乾燥肌の方は、脂質不足になっている場合が多いのです。

脂質といえば油なので、ダイエット中や健康を気遣っていると、「油は体に良くない」と思われる方も多いかもしれません。
そのため、油不足で肌がカサカサするというイメージが湧かない方もいるでしょう。

そもそも肌の潤いのもとになるのは、細胞と細胞の間を埋める「細胞間脂質」と「皮脂」。
これらは水分ではなく油なので、乾燥肌をケアしようと化粧水をたっぷりつけても、化粧水は水のため、根本的な解決にはならないのです。
ただし、ただ油をとればいいというわけではなく、油の質にはこだわりを。
バターやオリーブ油など質のいい油をとって、体の中から補うようにしてみてください。

乾燥肌や敏感肌をケアしたい時に積極的にとりたい栄養素

質のいい油のほかにも、美容の調子をサポートする栄養素はたくさんあります。
バランスよく取り入れて、憧れの肌を目指しましょう。

栄養素	働き
ビタミンA・βカロテン	ターンオーバー促進による皮膚再生
ビタミンE	血行促進効果
ビタミンB2・B6・B12	ターンオーバーを整える
ビタミンC・鉄	コラーゲンの材料
亜鉛	細胞分裂に必須

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皮膚科・美容皮膚科医

武田りわ

タケダビューティークリニック(皮膚科・美容皮膚科)院長。皮膚科専門医。オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。「美肌は人を幸せにする」を理念に、西洋医学を基礎とする美容医療に栄養医学を取り入れ、体の外側と内側からのケアを提案している。
肌の老化を治すだけではなく、老けにくい健康な肌作りが得意。日本皮膚科学会・日本臨床皮膚科医会・日本美容皮膚科学会・日本抗加齢医学会に所属。

著書：「美容皮膚科医が教える食べて美肌になる糖質控えめご飯」がある。