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2024.04.30

「光老化」していませんか?美肌を目指すなら紫外線対策は徹底的に!

この記事の監修者

医学博士糸井 由里恵

肌にダメージを与えるのは刺激や摩擦などがありますが、これらと同じくらい悪影響なのは「紫外線」。
紫外線は肌をゴワつかせて弾力を奪うとともに、シミやシワ、たるみなどを引き起こしてしまいます。
この現象が「光老化」です。

これから日ざしも少しずつ強くなり、外でも快適に過ごせるようになる季節。
お出かけやアウトドアを思い切り楽しむためにも、紫外線対策はしっかり行いましょう。

加齢よりも紫外線の方が老化スピードを早める!

若い頃は紫外線に無防備で、なんの対策もしないままサーフィンやスキーなどアウトドアスポーツをやってしまいがちですが、そうすると肌の老化が早く進みます。
実は加齢による老化より、光老化の方が肌に深刻なダメージを与えることがわかっているのです。

しかし、絶対に太陽の光を浴びてはいけないというわけではありません。
太陽の光を浴びることで、免疫力の維持やカルシウム吸収を高めるビタミンD生成のためにも、1日20分ほどは日に当たった方がいいともいわれます。

今年の日焼け止めはどんなものを選んだらいい?

毎年さまざまな種類が発売される日焼け止めですが、どの商品にも必ず記載のある「PA」「SPF」表記についてご説明します。

■PA
シワやたるみの原因となるUVAをブロックする。
「+」~「++++」の4段階表記。

■SPF
シミやそばかすの原因となるUVBをブロック
「10」~「50」、さらに50以上の場合は「50+」と表記

日常生活では、「PA+」「SPF20~30」くらいあれば十分です。

日焼け止めは夏の間だけ塗っておけばOK?

1年を通して紫外線量に差はあれど、1年を通して日焼け止めは塗るようにしましょう。
紫外線のピークは6~8月で、9月頃から減少しはじめますが、1年でもっとも紫外線量の少ない1月であってもUVAは真夏の半分程度の量があります。
外出時はもちろん、室内でも日の当たるところにいることが多いなら日焼け止めを使用しましょう。

かつては常用すると肌荒れをしやすい日焼け止めもありましたが、最近は肌に負担のかからないものがほとんどです。
特に肌トラブルがなければ毎日使用しても問題ありません。

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