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2023.05.09

腸活になかなか手ごたえを感じない…もしかしたら「小腸」のケアが必要かも?

この記事の監修者

医学博士大塚亮

よく見聞きする「腸活」とは、一般的に「大腸活」のことを指します。
キムチやチーズ、ヨーグルトなどの発酵食品や食物繊維を積極的にとるなど、多くの方が挑戦したことがあるかと思います。
しかし、中には「腸活をしてもなかなか良い結果が得られなかった」という方もいらっしゃるでしょう。
効果が得られなかったという方は、実は「小腸」のケアが必要なのかもしれません。

これまで小腸の検査はしづらく、下痢などの不調を起こすのは大腸が原因とされてきました。
ところが、技術の進歩によりカプセル内視鏡が発達したことにより、小腸のトラブルも判明しています。

小腸のトラブル・SIBO(シーボ/小腸内細菌増殖症)とは

大腸に比べると小腸内は細菌が少ないはずなのに、異常増殖し、大量のガスを発生したり、下痢や便秘、腹部膨満、腹痛、肌荒れなどさまざまな症状が現れます。
主な原因は糖分のとり過ぎ。例えば、食物繊維は大腸にはとても大切な栄養素なのに、小腸では悪い菌のエサになってしまうのです。

あなたがケアすべきは大腸?小腸?

下記の「SIBO度」チェックリストで、あなたの不調は大腸なのか小腸なのかチェックしてみましょう。

①少ししか食べなくてもお腹が張ってしんどい
②ゲップが増えた
③下痢気味または便秘気味。もしくは下痢・便秘を繰り返す
④頻繁にお腹がギュルギュル鳴ったり、腹痛が起きたりしやすい
⑤おならがよく出るようになり、最近においが臭くなった
⑥食物繊維が多い食品(豆、いも、ごぼうなど)を食べると逆にお腹の症状が悪化する
⑦牛乳、ヨーグルトなどの乳製品を摂取するとお腹の調子が悪くなる
⑧パスタなどの麺類、パンなど小麦製品を食べるとお腹の調子が悪くなる
⑨腹痛や下痢を起こしやすい食品が多数ある(納豆、きのこ類、りんご、玉ねぎなど)
⑩お腹の調子が悪くなる前に、食あたりで急性腸炎になったことがある。

※①~⑤が2つ以上なら「SIBO」の可能性があります。
※お腹の調子が悪く、⑥~⑩が1つでもあれば「SIBO」の可能性が高いです。
(お腹の調子が悪い人は問題ないです)

小腸活の第一歩!低FODMAP食をやってみよう

大腸活をやっても改善しない人は、ぜひ「低FODMAP食※」を実践してみてください。
お米や鶏肉、卵やバターなどは低FODMAP食に分類されるため、食べてもOK!
3週間もすれば、だんだんお腹の具合が整ってくるでしょう。
※発酵性の糖質「オリゴ糖」「二糖類」「単糖類」「ポリオール」を含む食品を控える食事療法

最近では「低FODMAP食」の実践で75~80%の人に過敏性腸症候群の改善が見られ、安全で効果の高い治療法として推奨されています。
最初のステップとして、「高FODMAP食」の中でも合わない人が多い「小麦を使ったパンやパスタ」を控え、「米」に換えることから始めてみてください。

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