2023.11.21
いつまでもキレイな髪をキープ!髪のお悩みは生活習慣と食習慣を見直そう
この記事の監修者
キレイな髪は、誰もが理想ですよね。
ハリやコシがあり、つややかだとそれだけで若々しく感じられるものです。
しかし年齢をかさねると、白髪や抜け毛、パサつきなど髪の毛は老化を感じやすい部分でもあります。
髪の毛は、化粧品のようにカバーできるアイテムが少なく、もどかしい思いをしている方も多いでしょう。
ですが、年齢を理由に諦めなくても大丈夫!
エイジング世代の髪こそ、日常の心がけ次第でツヤもボリュームも変わってきます。
エイジング世代のヘアサイクル
一般的に、私たちの髪の毛は一定期間成長したら自然に抜け、しばらくすると同じ毛根から新しい毛が生えてきます。これは「ヘアサイクル」と呼ばれ、髪が伸び続ける「成長期」は2~6年、毛乳頭※の活動が弱くなる「退行期」は2~3週間、毛乳頭※の活動が止まる「休止期」は3~4ヶ月と言われています。
※毛乳頭:髪の毛が生えたり成長したりする根本となる部分
健康な女性の1日の抜け毛の数は50~80本ですが、加齢とともにその数は増えていき、
50~60歳では150本前後抜けると言われています。
更年期以降の女性のヘアサイクルは休止期が長いことから、抜け落ちた後の毛髪の再生に時間がかかります。
毛髪の総数は同じであっても、成長期と休止期の割合が異なることから、頭皮から出ている毛が少なくなってしまうのです。
また、女性の多くは30代半ばごろからキューティクルが薄くなり、毛髪そのものも細くなり
髪にハリやコシがなくなる傾向にあるのです。
年齢に関係なく、髪の毛が完全に成長する前に抜けてしまって薄毛になることも。
これは栄養不足や血行不良、ホルモンバランスの乱れ、頭皮環境の悪化、ストレスなどが原因です。
女性の場合は、全体的にボリュームがなくなり徐々に薄くなるので、なかなか気づきにくいのですが、髪のボリュームがなくなってきたと感じたら、早めに対策を始めることをおすすめします。
抜け毛・薄毛の対処法(1)生活習慣を整え、頭皮の血行をよくする
髪は、皮下組織の毛細血管から栄養を取り入れて成長しています。
しかし、血行不良になってしまうと栄養を取り込むことができません。
頭皮の血行を妨げるものは、ストレスや運動不足、睡眠不足、肩こりなど様々。
できれば睡眠は6時間以上は確保したり、寝る前のスマホはなるべく控えめにしたりなど質の高い睡眠を意識してみましょう。
また、ストレスがかかると血管が収縮し体のあちこちに影響してしまうので、自分にあったストレス発散方法を見つけることも大切です。
生活習慣を整えて根本の原因を解消するとともに、正しいヘアケアで頭皮環境を整えましょう。
抜け毛・薄毛の対処法(2)食事内容を見直し、必要な栄養をしっかりとりいれる
体は、生命の維持に重要なところを優先して栄養を運びます。
たとえば、ダイエットなどで栄養不足になると、髪や爪への栄養は後回しにされてしまうので、まずは体の隅々まで栄養を運べるように、日々の食事に気を配ることが大切です。
まずは、抜け毛や白髪などを招く原因になる加工食品や砂糖類、揚げ物はなるべく食べる量を減らしましょう。
そして髪の主成分はケラチンというたんぱく質なので、良質なたんぱく質は積極的に摂取を。
あわせてビタミンやミネラルを含む食材もぜひ取り入れてみてください。
-
-
朝から「キレイ」が続く!エイジング世代だからこそ始めたいインナーケアとは
-
-
-
気になる肌悩みに洗顔後1ステップ追加するだけ!話題の「先行美容液」ってどんなアイテム?
-
-
-
忙しい毎日でも諦めない!年齢に負けないうるおいとハリをキープする方法とは
-
-
-
いつまでも若々しくアクティブな体を目指す!「豆とチーズのデリ風サラダ」
-
-
-
「光老化」していませんか?美肌を目指すなら紫外線対策は徹底的に!
-
アンチエイジングなら卵がおすすめ!体も心も元気になる4つの若返りパワーとは "
「水洗顔」or「泡洗顔」あなたにぴったりなのは?肌のタイプ別おすすめ洗顔方法 "
【医師監修】腸活におすすめのEPA・DHAたっぷり!いわし缶で簡単トマトスープ "
腸活をサポートする食材がたっぷり!「バナナときな粉ののっけパン」 "
気になる毛穴を小さくする◎今からでも間に合う毛穴キレイ習慣 "