2024.10.22
年齢とともに顔やからだはどのように変化していくの?スローエイジングのすすめ
この記事の監修者
世の中にはありとあらゆる美容法や健康法があります。
美容グッズやサプリ、化粧品も多種多様。何を選んでいいのか分からなくなるほどです。
「流行っているから」「クチコミがいいから」と正しい知識がないままに取り入れると、かえって肌や髪が荒れたり体調を損なってしまったり、高い金額を支払ったのに効果をまったく得られないということもあるかもしれません。
そもそも、私たちの体は加齢によってどんな変化をたどるのでしょうか。
この記事では、顔と体の変化についてご紹介していきます。
加齢によるからだの変化
体力や基礎代謝の低下…。
「若い頃はもっと元気だったのに」「イキイキしていたのに」など、昔と比べて落ち込んでしまうなんてこともあるかもしれません。
■筋肉量と体の抵抗力が低下
25歳くらいをピークに筋肉量が少しずつ低下します。
それとともに筋肉で発生する熱量も減るため、体温が下がりがちになり病気への抵抗力も落ちてきます。
■太りやすく痩せにくくなる
体は筋肉が減った分を脂肪で埋めようとします。
また、基礎代謝量の低下により消費エネルギーも低下するため、太りやすく、痩せにくくなります。
■ホルモンの分泌量が低下
エストロゲンなどの女性ホルモンは50歳前後から急激に低下します。
閉経後は骨密度が下がり、骨粗しょう症にかかりやすくなります。
■ほかにもこんな機能が衰える
消化機能、視力や聴力、味覚や嗅覚など感覚機能が低下する、血管が硬くなる、免疫細胞の働きが弱くなるなど、多くの変化が見られます。
加齢による顔の変化
体だけではなく、シワやたるみなど顔にも変化が出やすいですよね。
肌の変化は年齢を感じさせやすいので、なるべく若々しくいるためにケアを頑張る方も多いでしょう。
■骨格が変化する
眼窩(がんか)・梨状口(りじょうこう)・側頭骨(そくとうこつ)・上顎骨(じょうがくこつ)・下顎骨(かがくこつ)・前額骨(ぜんがくこつ)に骨吸収が出現します。
つまり、顔面の骨が痩せ、顔がたるみます。
■脂肪組織が委縮する
脂肪は深層と浅層に分かれ、それぞれが複数の部屋のように区切られています。
ですが、加齢により脂肪が委縮してしまうと、本来の位置や形が変化してシワやたるみの原因になってしまいます。
■皮膚に弾力がなくなる
自然老化と紫外線による光老化が相まって皮膚に弾力性が失われ、真皮が薄くなり、シワやたるみが増えます。
とくに、活発に動く目や口まわりはその傾向が強くなります。
毎日の過ごし方次第で老化のスピードはゆるめられる
これまでご紹介した内容は、一般的な老化現象の一部ではありますが、それでもひとつひとつ見ていくと、ショックを受けるかもしれません。
ですが、皆さんのまわりにいる方を思い浮かべてみてください。
ご友人、仕事仲間、あるいはメディアに登場するエイジング世代の誰もが老け顔になっているわけではないはずです。
なかには、実年齢より20歳以上も若く見られる人もたくさんいるのではないでしょうか。
年齢とともに「どのように変わっていくか」や老化のスピードには個人差があるのです。
食事や運動をはじめとする生活習慣、ストレスの有無などによって一人ひとり異なります。
日々の小さな積み重ね次第で、「あの人、若々しいね」「素敵だね」と言われる年齢の重ね方もできるのです。
-
-
朝から「キレイ」が続く!エイジング世代だからこそ始めたいインナーケアとは
-
-
-
気になる肌悩みに洗顔後1ステップ追加するだけ!話題の「先行美容液」ってどんなアイテム?
-
-
-
忙しい毎日でも諦めない!年齢に負けないうるおいとハリをキープする方法とは
-
-
-
いつまでも若々しくアクティブな体を目指す!「豆とチーズのデリ風サラダ」
-
-
-
「光老化」していませんか?美肌を目指すなら紫外線対策は徹底的に!
-
【医師監修】腸活におすすめのEPA・DHAたっぷり!いわし缶で簡単トマトスープ "
「水洗顔」or「泡洗顔」あなたにぴったりなのは?肌のタイプ別おすすめ洗顔方法 "
体を「サビ」から守ってアンチエイジング!脳と肉体の老化をストップさせるサラダ "
アンチエイジングなら卵がおすすめ!体も心も元気になる4つの若返りパワーとは "
気になる毛穴を小さくする◎今からでも間に合う毛穴キレイ習慣 "