2024.05.14

腸活で肌美人へ!腸内環境と肌との関係とは?

この記事の監修者

医学博士大塚亮

肌荒れやかゆみなどのトラブルが発生したら、あなたはどんな対策をしますか?
スキンケアやメイクの見直しなど外から何かしらのアプローチをしなきゃ!と考える方が多いかもしれません。
ですが、肌トラブルが起きる原因には、実は腸内環境も関係しています。
肌のかゆみや荒れが気になった時は、腸内環境が乱れていないかどうかも意識してみましょう。

腸・脳・皮膚はつながっている!

「腸脳皮膚相関」という言葉はご存知でしょうか。
文字通り、腸・脳・皮膚はお互いに関係しあっていることを指します。
不安や心配、怒りや悲しみといったストレスが脳にかかり、イライラしたり落ち込んだりすると、皮膚が荒れたりかゆみが出たりします。

これは、ストレスを受けることで自律神経のバランスが崩れ、肌に栄養を与える毛細血管の血流が悪くなったり脳の不安定さが肌に影響を与えているから。
つまり肌トラブルは、「体からのSOSサイン」とも言えるでしょう。

では、腸内環境と皮膚はどのように影響しあっているのでしょうか。
例えば、便秘は腸内細菌のバランスが崩れた状態ですが、腸内に腐敗物質が多く産生され、腸管内で血管を経由して全身を巡ることで、肌トラブルに直結してしまうのです。
このことから、腸内環境を整えて便通をよくすることで肌質改善に繋がっていくのが分かります。

いつまでも若見え肌へ♪健やかな肌を維持するために必要な栄養素

肌の老化は、紫外線やストレスなどのダメージによる活性酸素の発生やコラーゲンの酸化から起こります。
紫外線対策やストレスは適度に解消するなど、体へなるべくダメージがかからないように注意しましょう。

また、コラーゲンを老化させないことも欠かせません。
私たちの体内の60%は水分。
残り40%のうち、3/4は「タンパク質」で、そのタンパク質の1/3は「コラーゲン」でてきています。

コラーゲンを形成する時は、「ビタミンC」「鉄分」「亜鉛」のほか、アミノ酸のグリシンやプロリン、必須アミノ酸リジンが必要で、さらに良質のコラーゲン合成には「動物性タンパク質」の摂取が有効とされています。

その他にも、肌にプラスの影響を与える栄養素には、鉄分・ビタミンC・亜鉛などがあります。

【鉄分】吸収率のいい「ヘム鉄」を肉や赤身の魚から摂取を

食べ物に含まれる鉄分には、吸収率の高い「ヘム酸」(肉や赤身魚に豊富)と吸収されにくい「非ヘム酸」(牛乳や卵、野菜に豊富)の2種類があります。
非ヘム酸はビタミンCや胃酸とともに吸収されるので、かんきつ類や酢、香辛料などによる胃液分泌が効果的。

【ビタミンC】コラーゲン生成や肌の老化防止などマルチに働く

鉄の吸収率を高めたり、コラーゲン生成に不可欠。人はストレスを感じると、副腎という場所からストレス対抗ホルモンを出して乗り切ろうとし、このときにビタミンCが必要になります。
正しいダイエットは、筋肉を落とさずに余分な脂肪を落とすことが大事。
その余分な脂肪を燃やすカルニチンを作り出す時にもビタミンCが必要となります。

【亜鉛】肉・魚・大豆製品に多く含まれ、代謝を促すなどサポート

亜鉛は繊維芽細胞がコラーゲンを生成するときに必要で、タンパク質の合成や各酵素の代謝に関与しています。
亜鉛不足だと傷が治りにくくなったりします。

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