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2022.03.09

【医師監修】「腸活」で幸せホルモン増加!イライラや不安定な更年期と上手に付き合おう

この記事の監修者

医学博士大塚亮

腸内環境が整っていると幸せホルモン「セロトニン」が増え、イライラしづらくなったり、更年期のサポートに。なんだかイライラしたり、不調を感じる場合は腸活がおすすめです。

幸せホルモンは腸で作れる!

日々感じる不調の原因は「セロトニン」不足

何かにつけてイライラする、落ち込みやすくなった、疲れも取れなくて何だか気持ちが不安定…
イライラや落ち込みの原因は、幸せホルモンである「セロトニン」が不足して精神が不安定になってしまうから。セロトニンには精神を安定させストレスを軽減させる効果がありますが、体内で不足してしまうと、怒りやすく、時間が経ってもそれを抑えられなくなってしまいます。

セロトニンを増やせば更年期も穏やかに過ごせる

40代から50代にかけて更年期にさしかかると、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少します。
またエストロゲンは、幸せホルモンのセロトニンを活性化させる働きを持っているため、減少してしまうと体内で作られるセロトニンの量も少なくなってしまうのです。
感情が不安定になりやすく、自分でもコントロールするのが難しい更年期ですが、セロトニンの量を増やすように心がければ、イライラや落ち込みを減らすことができます。

全身の健康は「腸」が支えている

「腸」を整えれば幸せを感じやすい!

セロトニンの大半は腸内で作られています。腸内環境がよくなると、セロトニンが多く分泌されて脳は幸福を感じやすくなるのです。起床後に朝日を浴びると気持ちよく感じるのは、太陽光が網膜に入りセロトニンが分泌されるというメカニズムからです。

腸では気持ちを鎮めるホルモンも作られる

腸内では、もうひとつのホルモン「GABA(γ-アミノ酪酸)」を分泌する菌があることも分かっています。GABAは、主に記憶や空間学習能力に関わる脳の器官である「海馬」や小腸で働いて、鎮静・抗けいれん・抗不安作用があります。

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