いつまでも若々しく元気な体へ！ヘルシーサラダがもたらす4つのメリット

日本人は、男女ともに平均寿命が80歳を超える世界でもトップクラスの長寿国です。
しかし、健康で自立した生活を送れる期間を指す「健康寿命」は、平均寿命より男性で約9年、女性で約12年短くなっています。
このことから、近年では「健康寿命」をどれだけ延ばせるかということに関心が高まってきています。

健康を損ねてしまう主な原因とは？

肉体の老化や加齢とともに健康を損なう原因として、「酸化」と「糖化」が挙げられます。

■酸化：ストレス、喫煙、アルコール摂取、紫外線などが原因
■糖化：糖質過多な食生活が原因

酸化や糖化を見直すには食生活や生活習慣の改善が必要ですが、これらを防ぐ最も簡単な方法は、野菜を食べること。野菜には、抗酸化作用や糖化抑制作用のあるビタミン・ミネラル・食物繊維といった栄養が豊富に含まれています。

その他にも、普段から野菜をしっかり取り入れることで様々なメリットがあります。
健康で元気な体を1日でも長く維持していくためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

野菜を食べるメリット１：体をサビさせない！抗酸化作用で脳と肉体の老化をストップ

ビタミンA・C・E、ポリフェノール、αリポ酸、βカロテン、リコピン、グルタチオンなどの抗酸化作用の高い栄養素を含む野菜は、活性酸素を除去してくれます。

さらに、脳の健康に効果的なn-3系(オメガ3)脂肪酸を含むナッツ類、抗酸化作用の高いフルーツ、糖化を抑制する食物繊維などを組み合わせると、酸化と糖化を防ぎ、脳と肉体のアンチエイジングに！抗酸化作用の強いサラダは美容効果もあるので、肌の老化・シミ・シワ予防にもおすすめです。

野菜を食べるメリット２：善玉菌の働きを優位に！腸内環境を改善して免疫力をアップ

免疫力を上げるには、腸内環境のバランスを整えることを意識してみましょう。腸内環境を整えるには、食物繊維たっぷりのサラダがおすすめ！腸内の善玉菌を増やすために、水溶性食物繊維を含むオクラ、長いもなどのネバネバ系野菜や海藻類を意識してとることが大切です。さらにチーズやヨーグルトなどの発酵食品をプラスすると、乳酸菌の働きで腸内で善玉菌の活動が活性化し健康効果も高まります。

野菜を食べるメリット３：目指せ！しなやかな筋肉と丈夫な骨◎アクティブな体をつくる

しなやかな筋肉と丈夫な骨を維持するためには、タンパク質や鉄分の摂取がとても大切です。しかし、肉や魚などを単体で食べても、筋肉や骨は強くならないので注意しましょう。

動物性タンパク質は、野菜と組み合わせてとることで、アミノ酸に分解され栄養素の吸収効率が上がります。きのこ類などのビタミンB群が豊富な野菜や、鉄分の吸収をよくするほうれん草、レモンなどのビタミンCの多い野菜や果物と一緒にとるようにしてみてください。

また、ビタミンK・D、カルシウムを含む野菜を加えると、骨の合成に必要な成分も全てそろいます。タンパク質＋野菜のサラダで、いつまでも活発に動ける体を維持できます。

野菜を食べるメリット４：健康な血管を保つ！血管を強くして生活習慣病を寄せつけない

健康な血管を保つことで、病気リスクをおさえることが可能です。血管を強くするには、塩分コントロールが大切。塩分をとりすぎると血中ナトリウムが増え、血圧が上がってしまいます。高血圧は血管壁を硬くし、やがて血管の内壁を傷める原因になるのです。

カリウムの多いアボカドやほうれん草などの野菜をとることで、ナトリウムの排出が促され、高血圧を予防する効果が期待できます。また、海藻類、ごま、ナッツ類など血圧を下げる効果のあるマグネシウムを含む食材をトッピングするのもおすすめです。