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2023.08.15

健康や美容を強化するなら「腸活」がオススメ!大腸と小腸の役割の違いとは?

この記事の監修者

医学博士大塚亮

一般的に腸活とは、「大腸活」のことを指しますが、あまり効果を感じない・・・という方は小腸のケアが必要かもしれません。
というのも、大腸と小腸では役割が異なるから。
食べたものは胃液や胆汁などで分解され、そのほとんどは小腸で、水分は大腸で吸収されます。さらにそれぞれ働きが違うだけでなく、効果のある栄養素も変わってくるのです。

記事では、あなたの腸活は大腸派か小腸派かが分かる簡単チェックリスト付き!
ぜひ大腸と小腸の違いを知って、これからの腸活に役立ててくださいね。

大腸:体と心の状態を健やかに保つ!

大腸は脳と繋がっており、腸内細菌や幸せホルモン「セロトニン」などを作り、全身に指令を出します。
また体内の老廃物を便として排出する役割も。
大腸をケアすることで、免疫力アップ・ダイエット・美肌・幸福感のアップなどに期待できます。

大腸内にある細菌は、お馴染みの「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」があります。
このバランスが「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」である状態が理想!
善玉菌優位になるように、発酵食品や水溶性食物繊維、オリゴ糖、DHA/EPAを積極的に摂取するのがおすすめです。

小腸:体に必要な栄養をたっぷり取り込む!

小腸は食べたものの栄養の吸収や消化を行い、残ったものを大腸へ運びます。
また数日で生まれ変わる小腸壁細胞を活発化させると栄養吸収の速度や効率が高まり、血液で全身に巡り、その結果美肌に導きます。

小腸に存在する腸内細菌は大腸の1万分の1以下で、乳酸菌(発酵食品)がいいとされています。その他にも低FODMAP食※、米類、鶏肉、魚、卵、バター、オリーブ油などがおすすめです。

※低FODMAP食:「オリゴ糖」「二糖類」「単糖類」「ポリオール」の4種類の発酵性の糖質を含む食品を控える食事療法。

知っておきたい小腸トラブル:SIBO(小腸内細菌増殖症)

大腸に比べると小腸内は細菌が少ないはずなのに、異常増殖し、大量のガスを発生したり、下痢や便秘、腹部膨満、腹痛、肌荒れなどSIBOはさまざまな症状が引き起こします。特に原因とされているのが糖質のとり過ぎ。例えば、食物繊維は大腸にとってとても大切なのに、小腸では悪い菌のエサになってしまうのです。

あなたの腸活は大腸派?小腸派?簡単チェックリスト

①少ししか食べてなくてもお腹が張ってしんどい
②ゲップが増えた
③下痢ぎみまたは便秘ぎみ。もしくは下痢・便秘を繰り返す
④頻繁にお腹がギュルギュル鳴ったり、腹痛が起きたりしやすい
⑤おならがよく出るようになり、最近においが臭くなった
⑥お腹によかれと思って食物繊維が多い食品を食べると、逆にお腹の症状が悪化する
⑦牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品を摂取するとお腹の調子が悪くなる
⑧パスタなどの麺類、パン、パンケーキ、お好み焼きなど小麦製品を食べるとお腹の調子が悪くなる
⑨ほかにも腹痛や下痢を起こしやすい食品が多数ある(納豆、きのこ類、りんご、玉ねぎなど)
⑩お腹の調子が悪くなる前に、食あたりで急性腸炎になったことがある。

※①~⑤が2つ以上あるなら「SIBO」の可能性があります。
またお腹の調子が悪く、⑥~⑩が1つでもあるなら「SIBO」の可能性が高いです。

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