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2023.12.05

体を「サビ」から守ってアンチエイジング!脳と肉体の老化をストップさせるサラダ

この記事の監修者

医学博士大塚亮

私たちの体が老化し衰えていくのは、年齢をかさねれば仕方がないものと思っていませんか?
老化とは、体内に発生する活性酸素が細胞を傷つけ悪さをし、体がさびる「酸化」、体内で糖とタンパク質が熱で結びつきAGEs(たんぱく糖化最終生成物)という有害物質の発生により、体が焦げる「糖化」が主な原因です。

では、この「酸化」と「糖化」はどのように防いだらよいのでしょうか。
すぐに見直せるのは食事でしょう。私たちの体は、毎日食べたものでできています。
特に野菜には、抗酸化や抗糖化に期待できる栄養素がたくさん含まれているので、サラダとして毎日のメニューにプラスするのがおすすめです。
ぜひ今日からアンチエイジングのための食事を始めてみませんか。

体をサビから守るには?

体を酸化から守るには、ビタミンACEを含む野菜やポリフェノール類をたっぷりとるようにしましょう。
抗酸化作用が高い食材の代表格は、ビタミンACE(エース)を豊富に含んだ緑黄色野菜です。
ビタミンA・C・Eこれら3つを組み合わせてとることで、より効果が高まります。

栄養素働き食材例
ビタミンA血管や粘膜を強化し、成長促進や免疫細胞を活性化。
脂溶性ビタミンのため、油との相性が良い。
にんじん、ピーマン、かぼちゃ、ほうれん草、かんきつ類、スイカなど
ビタミンCコラーゲンの生成に欠かせないビタミン。
余分にとっても体内には蓄積できないため、毎日とることが重要。
ブロッコリー、レモン、キウイ、ゴーヤなど
ビタミンE血行をよくする働きがある。ピーナツ、アーモンド、アボカド、赤ピーマンなど

また、ポリフェノール・αリポ酸・リコピン・グルタチオン・アスタキサンチンなどが含まれた食材も体のサビ取りには欠かせません。

栄養素食材例
ポリフェノールそら豆、りんご、ぶどうなど
αリポ酸ほうれん草、ブロッコリー、じゃがいもなど
グルタチオンアスパラガス、アボカド、キウイ、グレープフルーツなど
リコピントマトなど
アスタキサンチンえび、かに、サーモンなど

体を焦げから守るには?

糖化抑制のある食材は、酢・レモン・スパイス類などで、ドレッシングの材料として使うと効果的です。
その他、食物繊維も積極的に取り入れてみましょう。
(例)食物繊維(わかめ・ひじき・水菜・パセリなど)、レモン、しょうが、シナモン、クミン、りんご、バジル、黒こしょう、にんにくなど

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